大人の矯正にかかる期間・費用などデメリットと手にするメリット

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大人になってから歯の矯正を考えたことはありませんか?

子供の頃はたいてい親任せなので自分の意志で矯正をしようと考えることは殆どないと思います。

歯並びがの悪さに起因するデメリットがよく理解できる年齢になって初めて真剣に矯正を考える方も多いのが現実で最近特に増えています。

しかし大人の矯正にかかる期間や費用などはっきりと知らないことが多いと判断がつかなくてなかなか決心ができないのも事実です。

そこで今回そのような方に役立つよう歯列矯正にかかる期間やそのメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。

これを読んで矯正をするべきか決断する役に立てば幸いです。

1.大人の矯正にかかる期間

矯正と聞くとまず治療期間が気になる人も多いのではないでしょうか。

もちろん人によって現在の歯並びや口腔環境(歯周病や虫歯など)には個人差があるので一概に何年と断言することはできませんが、一般的に大人の歯列矯正にかかる期間はトータルで早くて約2年、長い場合は5.5年程度かかります。

その治療期間の内訳は大きく分けて動的治療期間保定期間というものがあります。

1-1.動的期間(歯を動かす期間)

動的治療期間とはブラケットやワイヤーと呼ばれる矯正装置を歯につけて歯を目標とする位置まで動かしていく期間です。

簡単なものであれば半年ほどで歯を動かせる場合もありますが、基本的には約1年~3年ほどかかることが多いでしょう。

1-2.保定期間(歯を固定する期間)

歯を目的の位置に移動させ終えたあとは矯正装置を外してトゥースポジショナーやリテーナーと呼ばれる保定装置に移行します。

この期間では、動いた歯の最終的な調整と歯を支える骨の安定をはかります。

ブラケットやワイヤーとは違いマウスピースのように取り外しのできる装置ですが状態によっては終日もしくは就寝時のみつけることになります。

基本的には約1.5年~2.5年ほどで保定期間を終えられますが、つけ忘れなどによって装着時間や期間が短くなると「後戻り」と呼ばれる現象が起き、再度ブラケットやワイヤーをつけなくてはいけなくなることがあります。

2.大人の矯正にかかる費用

矯正は、保険適用外の治療のため全て自費治療となります。治療内容にもよりますが一般的には約70万円~120万円ほどかかります。

※不正咬合による矯正治療は医療費控除を使えば自己負担を減らすことができます。

その費用の内訳は下記の通りです。

2-1.治療前にかかる費用

①初診・相談料(0円から5,000円程度)

現状を確認して噛み合わせをどの様な治療になるのか?

②精密検査料(1万円から5万円程度)

レントゲン撮影/歯型取り/顏の骨格の撮影(セファロ)/虫歯の確認

実際にお口の中を確認して詳しく調べていきます。

③診断料(1万円から5万円程度)

治療計画を立てる。

2-2.治療中にかかる費用

①矯正基本料・装置代(60万から100万程度)

選んだ治療によって異なりますが、ブラケットと呼ばれる針金の治療やマウスピース等の装置代です。

②調整料(1,000円から5,000円程度)

ワイヤーを調整したり、マウスピースの微調整等を行っていきます。

2-3.治療後にかかる費用

①後戻り防止の装置  (装置代の含まれる場合から5万円程度)

リテーナーと呼ばれるマウスピースタイプで後戻りを防止していきます。

②メインテナンス費用 (2,000円から8,000円程度)

3.大人の矯正その他のデメリット

治療を始めてからこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、治療を始める前に矯正中のデメリットを知っておきましょう。

3-1.抜歯が必要なことが多い

歯列矯正は歯を動かすわけですから隙間が必要となります。

そのために健康な歯を抜かなければならないというデメリットが生じます。

軽度の場合など抜歯が不要なケースもありますが一般的には抜歯が伴うことを知っておいてください。

 

3-2.日常的に我慢することが多い

・歯が移動するときに伴う痛みを我慢する必要がある(痛みには個人差があります。)

・ガムやキャラメル、硬いおせんべいなど装置が壊れる原因になるものなど好きでも我慢しなければならない食べ物がある

・矯正装置の調整やクリーニングで定期的に通院する負担が増える。

3-3.矯正装置が目立つ

だから、通常は歯の表面に銀色のブラケットやワイヤーを装着するので、どうしても悪目立ちしてしまいます。

見た目を自然にしてくれる透明なブラケットや白色のワイヤーもありますが費用が割高になります。

また歯の裏側につける装置や最近は脱着可能な透明のマウスピースを使った矯正もありますが、比較的矯正効果が弱いため適応できるケースが少なかったり治療期間が長くなってしまうことがありますので歯科医に相談が必要です。。

 

3-4.歯磨きが大変になる

装置には汚れがつきやすくなります。

したがって通常の歯磨きでも歯ブラシ以外にワンタフトブラシや歯間ブラシと呼ばれるものを使って細かい所や歯の間の手入れが必要になります。

3-5.しゃべりにくい

個人差がありますが一般的に活舌が悪くなり特に裏側矯正の場合は直接舌に装置が接触するためその傾向が顕著です。

ただ慣れればそれほど気にならなくなりますので一時的なものと考えて良いでしょう。

4.歯列矯正メリット

歯の矯正は長期にわたるデメリットが多くありますのでその間は矯正治療を数年我慢した後に手にする下記のようなメリットを心の支えにして我慢が必要となります。

4-1.笑顔に自信が持てる

矯正によって歯並びが良くなり口元のコンプレックスが無くなるため自信を持って喋ったり笑えるようになります。

また男女共に初対面で相手の口元をチェックしている人はとても多いためビジネスでも恋愛でも有利に働きます

アメリカなどの諸外国では歯並びがキレイ=ステータスの1つといった考えですので、海外で仕事をしたいもしくはする機会のあるという人は矯正は必須といえます。

4-2.歯のトラブルリスクを減らせる

毎日きちんと歯磨きをしていても歯並びが悪いときちんと磨けないことも多く虫歯や歯周病ひいては口臭の原因となりがちです。

また歯並びによっては歯ぎしりや食いしばりの力がそのまま歯に伝わりやすいので、ダメージが蓄積されて痛みが出たり健康なはずの歯が割れて抜歯することになる場合もあります。

そういったリスクを生涯に渡って大幅に減少でき歯を不正咬合(歯並びの悪い状態)による損傷から守れるのも矯正の大きなメリットです。

5.まとめ

歯列矯正できちんと効果を得るためには少なくとも数年は我慢をしなくてはなりません。

また費用も高額で日々の手間や我慢も必要になるので安易な気持ちで治療を始めてしまうと後悔する可能性もあります。

その反面人生のうちの何年かを我慢することによって生涯にわたって人間関係に有利に働いたり歯のトラブルリスクを減少させることができるという大きなメリットがあります。

矯正によるメリットやデメリットをしっかりと比較して矯正をするべきかどうかを考えて判断してください。

sp-cta