人生を台無しにする歯磨き7つのNG習慣

びっくり日本女
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日本の成人の9割以上に虫歯、8割以上に歯周病があるという事実をご存じですか?多く人が毎日一生懸命歯磨きをしているのにどうしてでしょうか。

たかが虫歯と甘くみてはいけません。最近、虫歯や歯周病の原因菌が心臓疾患や糖尿病など多くの重篤な疾患と密接な関係があることが医学的に明らかになっており、歯の健康を維持することが身体全体の健康を守ることに繋がることがわかってきているからです。

虫歯や歯周病は原因となる細菌をしっかり除去することで十分に防ぐことができます。正しい歯磨きの知識を身につけてあなたの健康に役立てましょう。




NG習慣① 力を入れてゴシゴシ磨く

力を入れて磨けば磨くほど汚れがよく落ちるような気がしていませんか。しかし強く押し当てると歯ブラシの毛先が寝てしまいかえって汚れがうまく落ちません。また強い摩擦力によって歯の表面のエナメル質を削ってしまい知覚過敏や歯茎が下がる原因にもなります。

汚れ(歯垢)を除去するために最適な歯ブラシ圧は200gと言われています。これは歯ブラシが歯に軽く触れる程度です。ブラシが曲がらないくらいの力で毛先を歯と歯茎に当てて小刻みに動かしましょう。上手く力がコントロールできない方はやわらかめの歯ブラシを使うと良いでしょう。

ホワイトニング効果を謳う歯磨き粉

歯科医院のホワイトニングで使用しているような歯を漂白する成分(過酸化水素)は日本では薬事法上歯磨き粉などには添加できません。市販されているホワイトニング歯磨き粉は、歯の表面の汚れを落とすクリーニング作用を売りにしているものです。各社様々な着色除去効果のある成分を配合したものを開発していますが、基本的にはどれも研磨剤ですのでこのような歯磨き粉を使う場合は特に磨く力に注意しましょう。



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NG習慣② 歯磨き粉をたっぷりつける

市販の歯磨き粉には磨き心地を良くするために発泡剤やミントなどの清涼剤が添加されていることが多いので、たっぷりつけたことで過剰に泡立ち口いっぱいに清涼感が広がることで実はあまり磨けてないのに磨いた気になりがちです。そのため中には歯磨き粉を付けないで歯磨きをすることを勧める歯医者もいるほどです。

適切な量としては、歯ブラシの毛先1/3(小豆大)くらいを目安にすると良いでしょう。日本では毎日歯磨きをする人は全体の90%、毎日2回以上磨く人でも70%以上と歯磨きの回数は世界的に見ても多い方ですが、1回にかける時間が短いと言われています。口の中が唾液や泡でいっぱいになったら一旦吐き出すなどして最低でも3分間以上は磨きましょう。

歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつけるのも×

泡立ちやすくなりますし、歯磨き粉が流れてしまいやすくなります。

NG習慣③ 磨いたあと何度もうがいをする

市販の歯磨き粉はすっきりしますが、口の中に残っているのは不快なもの。あまりおいしくもないのですぐにたっぷりの水で2回も3回も口をすすいでしまっていませんか?

歯磨き粉の中には磨き心地を良くするだけでなく、フッ素など歯に良い有効成分も配合されています。一昔前に比べると日本人が虫歯になる数は大きく減っていますが、それはフッ素配合の歯磨き粉が広く普及したのが一因だと考えられています。

こうした有効成分をしっかり歯に作用させるためには、歯磨き粉で磨いた直後はおちょこ1杯くらいの少量の水で1回だけすすぐくらいがベストです。気持ちが悪いようなら30分くらい我慢してから再度うがいをしましょう。

イエテボリテクニック

虫歯予防で有名なスウェーデンのイエテボリ大学で考案された歯磨き法です。フッ素入り歯磨き粉の効果を最大限引き出すことで、虫歯予防効果を高めることができると言われています。

【やり方】

  1. フッ素入り歯磨き粉を歯ブラシの毛先に少量つける
  2. バス法で磨く(バス法とは、毛先を45度傾けて歯と歯茎の間を磨く方法です。)
  3. 10ccの水(ほんの少量です)で、口の中すみずみまで行きわたるようにすすぐ。
  4. 吐き出した後は、最低2時間飲食は控える。

NG習慣④ 歯磨きは朝と寝る前だけ

皆さん歯磨きはいつしていますか?眠っている間は口腔内の唾液の力が弱まり細菌の活動が活発になるので、就寝前と起床後の歯磨きが重要なのは周知の事実ですが、ここでは食後の歯磨きの重要性についてお話します。

虫歯や歯周病の原因となる細菌は口の中に残った食べかすを栄養源として増殖します。それを防ぐためにはなるべく素早く除去するのが効果的です。つまり虫歯や歯周病予防のためには食後すぐの歯磨きが大切ということです。

NG習慣⑤ 歯磨きは歯ブラシだけ

歯と歯の間は最も虫歯になりやすい場所のひとつです。なぜなら細菌が繁殖しやすい環境にも関わらず歯ブラシが届かないからです。

日本でのデンタルフロスの使用率はたったの20%、歯科先進国のスウェーデンの50%以上と比べると半分以下です。実際例えば12歳児の虫歯の数は日本では2.4本ですがスウェーデンでは1.1本とこれまた半分以下。単純にデンタルフロスの使用率だけが要因ではありませんがその重要性はうかがい知れます。

少なくとも1日に1回は歯磨きの後にデンタルフロスを使いましょう。歯間ブラシは部分的にしか歯垢がとりにくいため、歯の側面をまんべんなく掃除ができるデンタルフロスがおすすめです。ひも状のものが使いづらいと感じる方には最近では柄のついているものも売っていますのでご自分の使いやすいものを探してみてください。

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虫歯になりやすい場所

虫歯にはなりやすい場所というのが3つあります。是非普段から意識して磨きましょう。

  • 奥歯の噛む面の溝
  • 歯と歯茎の境目
  • 歯と歯の間

NG習慣⑥ 歯ブラシの交換は気づいたとき

たまたま歯ブラシを見たら毛先が開いていたので交換したという人も多いのではないでしょうか。確かに毛先が開くと歯ブラシ本来の力が発揮できず汚れを落としにくくなりますので、一つの交換の目安ではあります。しかしそのタイミングだと使い始めてから2~3か月経っていたということも多いと思います。

口の中は良くも悪くも細菌のテーマパークです。それに触れた歯ブラシにはもちろん細菌がびっしり付着しており、水で洗い流したくらいでは中々とれません。その上濡れたまま湿気の多い洗面所の棚の中に置いておくと更に菌が繁殖します。これを長く繰り返すと歯をきれいにしているのか菌を塗りたくっているのかわからなくなってきます。

例えば毎月1日に交換すると決めるなどして、長くても1か月で新しいものに交換する習慣を身に付けると良いでしょう。

NG習慣⑦ 歯ブラシでついでに舌もこする

鏡の前で自分の舌を出して見てみると特に中央や奥の方に白い汚れがついているように見えることはありませんか?これを舌苔といいます。最近これが口臭の原因とされ気にする人が増えてきているため、歯ブラシでゴシゴシと舌を磨いている方がいますが、これはやってはいけません。

舌の表面には細かいヒダが生えておりここに味覚を司る器官があるのですが、非常に繊細なため歯ブラシでこすると傷ついてしまい味覚に悪影響を及ぼしたり、強い刺激によって表面が変質し逆に汚れがつきやすい状況になります。

舌苔は誰でも自然につきますが食事や唾液の作用で問題のない程度に浄化されるので、基本的にはケアは不要です。どうしても気になる方は専用の舌クリーナーが販売されていますのでこちらを使って優しくケアしてあげてください。

口臭の原因

歯垢や舌苔などの汚れも臭いの原因とはなりますが、口臭の原因はほとんど歯周病だと言われています。口の臭いが気になる方は一度専門医に診てもらうといいでしょう。最近では口臭専門外来を設置した歯科医院もありますので、口臭の原因を特定しそれに合った治療をしてくれます。

まとめ

歯医者さんで定期的に健診を受けるのも大事なことですが、何より大切なのは日々のご自宅でのブラッシングです。正しいやり方を身につけさえすれば、生涯虫歯とも歯周病とも無縁でいられ、ひいては全身の健康にも大きく貢献することになります。

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