ホワイトニングの痛み、その原因と3つの対処法

歯痛日本人女
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ホワイトニングの施術中またはホワイトニング後に痛みを感じることがあります。長くは続きませんがズキッとした鋭い痛みが特徴です。

ではなぜそのような痛みが起きるのかについて説明をします。




1.ホワイトニングの痛みの原因

痛みの出る原因は歯に塗るホワイトニング薬剤にあります。

一般的に歯を漂白するホワイトニング剤には高濃度(通常35%程度)の過酸化水素という薬剤が使われています。

濃度が薄いものはオキシドール消毒液として薬局でも販売されているのですがこのオキシドール程度の濃度でも通常傷口にふれるとしみて痛みを感じます。

ホワイトニングの痛みは実はこれと同じ原理です。

高濃度の薬剤が歯の微細な細管やひび割れから内部に浸透し神経に到達すると強烈な痛みを感じます。

薬剤の濃度が高ければ高いほどまた施術の時間が長ければ長いほど痛みが発生しやすくなります。

ホワイトニングの痛みは一過性のもので施術後通常24時間以内におさまります。

したがって最も有効な対処法は痛みが治まるのをじっと待つということです。

ただ痛みが出ているときは歯の反応が敏感になっていますので冷たいものや熱いものを口に含むのは避けましょう。

2.我慢できないときの対処法3つ

どうしても我慢ができない痛みが出た場合は次のことを試してみてください。

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2-1.硝酸カリウム配合(知覚過敏用)のペーストで歯を磨く

硝酸カリウムは刺激伝達を妨げると考えられており痛みを感じる部分にバリアを作り歯がしみる症状をやわらげるため痛みが緩和されます。

市販されているもので有名なものではシュミテクトという商品がありますがホワイトニングでしみやすい人は日常も知覚過敏の症状が出やすい方も多くいるため予防の意味でこのような歯磨き剤を使用することをおすすめします。

2-2.ナノハイドロキシアパタイト配合のペーストで歯を磨く

歯と同じ成分であるハイドロキシアパタイトには歯の修復作用があります。さらにナノ粒子の場合は神経につながる歯の象牙細管の中まで入って刺激となるものをブロックしてくれるため痛みを抑えることができます。

代表的なものにアパガードという商品があります。

2-3.痛み止めを飲む

それでも痛みがひどい場合は最終的には鎮痛薬に頼るほかありません。

ただし痛みが激しくなってからでは効きにくい場合があるので痛くなり始めに飲むことをおすすめします。

3.実は痛くないホワイトニングがある

3-2.薬剤濃度が高くても痛まないホワイトニング~その1~

海外で使用されている薬剤は日本で認証されているものよりさらに高濃度の薬剤があります。

このようなものには薬自体に予め鎮痛剤が含まれている薬剤もあり、高濃度薬剤でも痛みがかなり抑えられるように出来ています。

3-3.薬剤濃度が高くても痛まないホワイトニング~その2~

ハイドロキシナノアパタイトが配合された歯のコーティング剤をホワイトニング薬剤を使用する前に湿布したり薬自体に配合することによりかなりの痛みが抑えることができます。

最近は高濃度のホワイトニング剤と一緒に利用している歯科医院が増えてきています。

4.痛みが出やすい人

4-1.歯ぎしりをよくする人

歯ぎしりによって歯にひびが入ったりしている可能性がありますので薬の浸透が内部までしやすく痛みが出やすいといえます。

4-2.虫歯がある人や治療後

歯ぎしりと同じく削られた歯の周辺から薬剤が浸透して痛みがでることがあります。

虫歯がひどい場合つは痛みがでないようにその部分をガードして施術をすることもあります。

5.歯茎の痛み

ホワイトニングをすると知覚過敏の痛みの他に歯茎に痛みを感じることもあります。

これは歯茎ぎりぎりまで塗ったホワイトニング薬剤の一部が歯茎と反応することにより起こり歯茎が元々腫れていたり傷などがあった場合一時的にピリピリと強い痛みが発生します。

その後歯茎が白っぽく変色する場合がありますがたいていの場合は何もしなくても痛みも色もおさまります。

6.まとめ

痛みが出ると聞くとホワイトニング治療を躊躇してしまう方も多いと思います。

ホワイトニング人口が日本ではまだ少ないというのはそのせいかもしれません。最近は技術の進歩により痛みの出ないホワイトニングシステムも開発されています。

躊躇していた方はこのような医院を探してホワイトニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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