Contents
1.ホワイトニングテープとは
1-1.アメリカでは認知度100%ホワイトニングテープ
ホワイトングテープとは1日1回自分で歯にシールを貼るだけで手軽にホワイトニングができるというテープのこと。
アメリカでは2000年頃に発売され効果が高く手軽にドラックストアでも購入できるため知らない人が居ないというほど普及しています。
ホワイトニングの中でも最も多く使用されているのがこのテープタイプです。
1-2.日本で知られてこなかった理由
アメリカでは日常的に普及されているのになぜ日本では知られていないのか?
それは日本では市販されていないからです。
ホワイトニングテープは日本の薬事法で禁止されている過酸化水素という成分を使っているためアメリカのように市販することはできません。
日本ではインターネット通販などで個人輸入という形で購入することができます。
1-3.日本で知られるようになったきっかけ
日本で広く知られるようになったきっかけフィギアスケートの村上大介選手がテレビ番組で海外の薬局で売っているホワイトニングテープを使用しているとコメントをしたことによります。
そこからインターネットでの検索数が急増したと言われています。
2.ホワイトニングテープの効果
日本では歯科医院など医療機関でしか使用が認められない過酸化水素を配合していますので効果が期待できます。
一番効果が長いもので12ヶ月間保持されると謳っていますのでホームホワイトニングと同じ効果期間です。
3.ホワイトニングテープの種類
ホワイトニングテープの中で一番ポピュラーなのはアメリカ製の「クレスト3D ホワイトストリップス」です。
その中でも最も効果が高いと評判なのはプロフェッショナルエフェクト。
こちらの製品は、漂白作用が高い過酸化水素を10%配合されていてホームホワイトニングの中ではかなり薬剤が強いものが使われています。(濃度6%を超える過酸化水素は日本では劇薬指定されていますので扱いには注意が必要です)
※薬事法上日本では販売できないため海外から直接購入または個人輸入という形になりますが、入手できるものはかなり限られます。
4.ホワイトニングテープの使用方法と使用した感想
代表的なテープの使い方です。実際に使ってみた結果注意すべき点もありましたのでお伝えします。
①テープ使用の直前には歯磨き粉を使用せず水のみでブラッシングが良いそうです(薬の浸透をよくするため)。
②袋を開封して、テープと取り出すと、上歯用と下歯用の2枚が入っています。透明の裏紙をはがしホワイトイングジェルの付いている面を歯に接触させ装着します。
テープに余り部分ができますのでこの部分は歯の裏に折り返します。
歯並びが悪い方は全ての歯と十分に密着しないためテープに切れ目をいれるなどの工夫が必要です。
③装着中は会話をしても水を飲んでもシャワーを浴びても問題はなく、ただし食事はしてはいけないとのこと。
しゃべると折り返した部分と唾液が混ざって少し苦い味が。やはりじっとしている方が安心。
④30分装着したら剥がして捨てる
肝心な効果はというと、ありました!3日目には自分でも分かるぐらい白くなったような気がします。
これを20日間続けるともっとキレイな白さになるはずです。
5.ホワイトニングテープのデメリット
5-1.痛みがでる
薬剤の濃度が高いものは長い時間貼っておくと痛みが出ます。また歯茎に触れると炎症を引き起こしますので十分注意しましょう。
5-2.まだらに白くなることがある
テープを貼る際に空気が入ったり唾液が邪魔をして密着しない部分が出てきた場合、まだらに白くなる可能性があります。
5-3.適していない歯がある
神経がない歯、詰め物、被せ物には効果がありません。また虫歯や歯が削れている箇所に使用するとかなり痛みがでます。
5-4.着色しやすくなるので1日~2日は色の濃い飲食物は控える
歯科医院でのホワイトニング同様、やった後は食事に注意が必要です。
詳しくはホワイトニング後の食事に注意!食べていいものダメなものをご覧ください。
5-5.続けないと意味がない。
ホームホワイトニングと同様継続して使用することで白くしていくものです。求める白さになるまではある程度の時間がかかります。
日本の法律では歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングに使用する漂白剤(過酸化物)を歯磨き粉へ添加することは禁止されています。
したがって歯磨きだけで本当に歯を白くしたいなら漂白成分を添加した海外の歯磨き粉を購入する必要があります。
代表的なものが米国製のスーパースマイルで高額ですが海外で人気No.1のホワイトニング歯磨き粉です。
※漂白成分はアクセラレーターの方に配合されており歯磨き粉本体には漂白作用はありませんのでご注意ください。
6.ホワイトニングテープの結論
アメリカで大人気だけに一定の効果はありますが製品によっては使い方を誤ると歯や歯茎にダメージを受けることが危惧されます。
個人輸入の場合は何かトラブルがおこっても全て自己責任となりますので、よく説明書を読んで(通常英語になります)ルールを守った上で使用しましょう。
また一定期間毎日続ける必要がありますので長続きしない方や生活スタイルが定まっていない方にはおすすめできません。
そのような方は歯科医院でプロの手でホワイトニングをしてもらう方が良いでしょう。