今すぐできる!歯周病のチェックと予防のための5つの生活習慣

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歯周病とは歯と歯肉の境目に細菌が停滞して炎症を引き起こす病気で、進行すると最終的に抜歯を余儀なくされることになります。

また最近の研究から歯周病は糖尿病や心臓病、脳疾患など多くの重篤な病気との相関関係が認められ始めたため、歯周病の予防が全身の健康に大きく寄与すると考えられるようになりました。

そこで今回は歯周病予防のために今すぐ身につけたい習慣について解説したいと思います。



1.歯周病は進行する

初期の歯周病では歯茎が多少腫れたり出血したりすることはあっても痛みを感じることはほとんどなく、多くの場合自覚症状はありません。

歯周病が進行すると歯と歯肉の境目にできる歯周ポケットが深くなっていきます。

進行すると次第に歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が溶け出し、やがて土台が不安定になった歯はぐらぐら動くようになります。

さらに歯周病を放置すると最終的には抜歯を余儀なくされます。

2.歯周病のチェック方法

歯周病は初期にはほとんど症状が出ないのでなかなか気づかないことが多いのです。

そこで日頃から簡単にチェックすることのできる歯周病の兆候を押さえておきましょう。

2-1.歯磨きをすると血が出る

歯磨きをしているだけなのに血が出るのは歯茎や歯肉が炎症を起こしている証拠です。

歯周病以外の原因でも一時的に炎症が起こることはありますが、毎日のように出血があるとしたら炎症が一時的なものではなく慢性化(=歯周病)している可能性が高いといえます。

特に柔らかめの歯ブラシを使っているのに血が出るようであれば要注意です。

2-2.歯茎の色が変わる

通常健康的な歯茎はピンク色ですが歯肉炎になると血流の悪化が影響し歯茎が赤紫色に変色してしまいます。

また歯茎が膨らんでぶよぶよとした感じになります。

2-3.冷えたものがしみるようになる

歯は本来外側がエナメル質に覆われていているため冷たいものを口に含んだとしてもその冷たさはすぐには伝わりません。

しかし歯肉炎になると歯茎が下がってきてしまうためエナメル質に覆われていない部分が出てきてしまうのです。

そのため冷たいものがしみるようになってしまいます。

2-4.歯と歯の間に食べ物がよく挟まる

歯と歯の隙間がどんどん広がっていくのは歯周病の典型的な症状です。

堅いものや繊維質のものを食べたわけでもないのに挟まりやすい場合は歯周ポケットが大きくなっているのかもしれません。

2-5.寝起きに口の中がネバネバする感触がある

朝起きると口がネバネバしていることはありませんか?

歯周病が進行すると歯周ポケットからは歯肉溝浸出液という液体が分泌されます。

そのため寝ている間に乾燥するとネバネバした感触が残ってしまいます。

2-6.口臭を指摘される

ふつうの他人の口臭が少々あるからといっていちいち指摘することはありません。

わざわざ指摘してくれたのであればかなり口臭がきついと考えた方がよいでしょう。

口臭の最大の要因は歯周病ですので歯周病が進行している可能性が高いです。

3.歯周病の予防方法

3-1.適切な歯磨きをおこなう

歯周病の原因となる細菌は歯垢に含まれています。

つまり歯垢が歯と歯肉の間に停滞することが歯周病に繋がるため歯垢をブラッシングで取り除くことで歯周病は予防できます。

しかし歯垢は正しくブラッシングしなければ綺麗に取り除くことができません。

かかりつけの歯科医院でブラッシング指導をしてもらうのがベストです。

またデンタルフロスや歯間ブラシなどで歯と歯の間に溜まった歯垢もしっかり落とすことが非常に有効です。

デンタルフロス

 

3-2.定期的に歯科医院に通う

たまった歯垢が固まった状態になると歯石となり日常のブラッシングでは落とすことができなくなります。

歯石を除去するには歯科医院でクリーニングをしてもらう必要があります。

歯石は誰でも程度の差はあれ付いてしまうものなので、3~4か月に1度定期的にプロのクリーニングを受けることは歯周病予防に最大のポイントといえます。

3-3.糖質を控える

歯周病の原因菌は糖質を栄養源として増殖するので糖質を含むものの食事を制限することが非常に有効です。

特に砂糖を始めとする甘いものは歯周病の最大の敵ですので、できれば一切とらないのが歯周病を予防にはベストです。

3-4.よく眠る

また睡眠不足も要注意です。睡眠不足によって歯周病が急激に悪化することがよくあります。

人の身体は免疫によって守られていますが睡眠不足は免疫力の低下を招くため歯周病の原因菌が活発になりやすいのです。

3-5.禁煙する

喫煙者は非喫煙者よりも歯周病のリスクが大幅に高くなります。

タバコの煙に含まれるタールが歯垢の生成を助長します。

またニコチンが歯肉組織の血管を収縮させ血行不良をおこし、さらに数百もの有害物質身体全体の免疫力を低下させます。

はっきりいえば歯周病を予防に禁煙は必須です。

4.まとめ

歯周病はブラッシングだけで完全に予防することは困難です。

歯周病予防の基本は正しいブラッシングと歯科医院での定期的な歯のクリーニングです。

さらに糖質制限や十分な睡眠、禁煙などを取り入れれば歯周病および関係する重篤な病気にかかるリスクを大幅に減らすことができます。

今日からすぐに取り入れられることをおすすめします。

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