歯医者のホワイトニングで知っておくべきすべての知識

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高価なホワイトニング歯磨き粉を買って使ってみても全く歯が白くならなかったと失望した経験はありませんか?

やっぱり歯医者でプロのホワイトニングをしてみようかなという方には事前に知っておくべきことがあります。

歯医者のホワイトニングとその他のホワイトニングは白くなる仕組みが根本的に違います。

ここでは歯医者のホワイトニングの仕組みを理解して本当に歯を白くしてくれる歯医者さん選びに役立ててください。

1.ホワイトニングの効果~歯が白くなる理由とならない理由

1-1.歯医者のホワイトニングで歯が白くなる理由

歯科医院でおこなうホワイトニングで使用する薬剤の主成分は高濃度過酸化水素です。

過酸化水素はいわゆる漂白剤で分解する際にあらゆる有機着色物を無色化する作用を持っているため歯が白くなるのです。

つまりホワイトニングとは過酸化水素による漂泊作用でありこれこそ歯が白くなる理由なのです。

過酸化尿素について
ホワイトニングの薬剤として過酸化尿素を使用するものもあります。
過酸化尿素は約1/3の濃度の過酸化水素と尿素に自然分解し最終的には過酸化水素が漂泊効果を発揮します。
過酸化尿素は反応がゆるやかで比較的安全なためホームホワイトニングによく使用されています。

1-2.ホワイトニング歯磨き粉では歯が白くならない理由

現在、過酸化水素以外で歯を漂泊できる薬剤はありません。

しかし濃度が6%を超える過酸化水素は劇薬に指定されているため、法律上医療機関でしか取り扱えず歯磨き粉などに添加することはもちろん薬局であっても販売することはできません。

つまり歯磨き粉であれジェルであれホワイトニング効果を謳っていても市販のものでは表面の汚れを落とす効果しかなく歯を漂泊することはできないのです。

1-3.セルフホワイトニングでは歯が白くならない理由

また最近セルフホワイトニングとよばれるサロンが増えてきました。

歯科医師又は歯科衛生士以外が口の中を触れるのは違法となるため自分で施術をおこなうシステムのためそのようによばれています。

しかし医療機関ではないため高濃度過酸化水素は使用できず歯の表面の汚れを強めの洗剤で落とす程度の効果しかありません。

歯を陶器に例えると長年染みついた茶渋は洗剤では落ちないのと全く同じ理由です。

2.歯医者が扱うホワイトニングの種類

2-1.オフィスホワイトニング

歯科医院内でおこなうホワイトニングをオフィスホワイトニングといいます。

基本的な流れは歯科医師による口腔内チェックのあと過酸化水素を中心とした薬剤を歯に塗ってその部分にライトを8分~15分照射します。

一般的にはこのプロセスを2~3回繰り返します。

オフィスホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤と強力なライトを使って漂泊作用を一気に促進させるため短時間ではっきりした効果が出るのが特徴です。
ただし1度の通院では限度がありますので大幅に白くしたい場合は通常2~3回通う必要があります。
また満足のいく白さになってからもそれを維持するためには2~3ヶ月に1度程度定期的にメンテナンスをおこなってください。

2-2.ホームホワイトニング

歯医者さんで自分専用のマウスピースと薬剤を処方してもらい、自宅でマウスピースに薬剤を注入して装着することによって歯を漂泊します。

最大のメリットは初回以外は通院の必要がなく自分のペースで歯を白くすることができる点です。

ホームホワイトニングの効果
ホームホワイトニングに使用する薬剤は安全のためかなり濃度を低くしてあるので効果が出るまでにはかなりの時間が必要です。1日数時間1~2週間毎日続ける必要があります。

3.歯医者のホワイトニングにともなう痛み

3-1.痛みのでる理由

歯医者のホワイトニングで使用する高濃度過酸化水素は劇薬のためそのまま歯や歯茎に付着すると激しい痛みを生じさせる副作用があります。※万一目に入ると失明の危険があるほど取り扱いに注意が必要な薬剤です。

痛みの種類は冷たいものを食べたときに歯にしみるような瞬間的な痛みと似ています。これが定期的に続くのがホワイトニングの痛みの特徴です。

3-2.痛みを抑える対策

そこで歯医者のホワイトニングシステムでは痛みがなるべくおこらないように濃度を下げても効果が出るように特殊な薬剤を配合したりコーティングをしたりと色々な対策が施されています。

しかし虫歯があったり歯に小さなひび割れ等がある場合はそれらの対策をしても痛みが出る可能性がありますので事前に歯科医師によるチェックが必要となります。

3-3.痛みが出た場合の対処法

痛みが出た場合でも通常24時間以内に治まりますので一番の対処法は痛みがひくのを待つということになります。

知覚過敏予防効果のある歯磨き粉で歯を磨くとましになることもありますので試してみる価値はあります。

どうしても我慢できない場合は痛み止めを飲んでやりすごしましょう。

4.歯医者が扱うホワイトニングの料金

4-1.オフィスホワイトニングの料金相場

オフィスホワイトニングは審美治療のため健康保険が適用されないためそれぞれの医院が独自に料金設定をしています。

よって価格も歯科医院によって幅がありますが1回3万円~5万円程度です。

なお最近ではホワイトニングを専門とする医院などがありかなり安く通える医院も出てきています。

4-2.ホームホワイトニングの料金相場

一般的なオフィスホワイトニングの施術に比べると、比較的安く抑えられるます。

初回のマウスピースの制作と薬剤の料金相場は約2万円~4万円程度です。

5.歯医者でホワイトニングするなら専門クリニックでやるべき3つの理由

5-1.ホワイトニング専門クリニックがおすすめな理由その① 【料金】

ホワイトニングをメインに取り扱う歯医者は1万円~3万円と概して一般の歯医者より安くなっているようです。

最近では1回数千円という破格な医院もあり人気のようです。

5-2.ホワイトニング専門クリニックがおすすめな理由その②【技術】

一般の歯科医院では通常ホワイトニング施術は月に数人、多いところでも数十人程度ですのでスタッフも施術に慣れていない場合が多いのです。

一方、ホワイトニング専門の歯医者では月に数百人~数千人の施術をしていますのでスタッフの経験による技術も自然に高くなります。

5-3.ホワイトニング専門クリニックがおすすめな理由その③ 【薬剤】

歯医者のホワイトニングが白くなるたったひとつの根拠である過酸化水素ですが、この薬剤は日が経つと自然に分解が進むためなるべく鮮度の高いものを使用する必要があります。
しかし一般歯科ではそれほど消費量が多くないためどうしても古い薬剤を使用することが多くなり、その点でもホワイトニング専門クリニックにアドバンテージがあるといえます。

6.まとめ

歯医者でおこなうホワイトニングは医療機関ならではの強力な薬剤と医療機器を使用しますので確実に歯を白くすることができます。

ただし際だった白さにしたりそれを維持するためには定期的に通う必要がありコストもそれなりにかかりますので、ホワイトニング専門のリーズナブルな歯医者を選ぶと良いでしょう。

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